土佐 ひだか和紙

KASOKEKIのランプは、ベースに土佐のひだか和紙さんの典具帖紙を使わせていただいています。
土佐典具帖紙は、カゲロウの羽とも呼ばれる極薄の和紙。
この極薄の和紙があるからこそ、KASOKEKIの柔らかい灯りが生まれるのです。
 
 





伝統の和紙

この極薄の和紙は、良質の楮から作られ透明感があり粘り強さを兼ね備えた伝統的な和紙です。
実は、発祥は土佐ではなく日本最古の紙の産地と言われる美濃。
この薄い和紙に魅力を感じた吉井源太という方が、美濃から典具帖紙を取り寄せ研究を重ね出来上がったのが、この土佐の典具帖紙でした。

その後は、厚さ0.03ミリの世界一薄い手漉き紙として外国博覧会に出品するなど、世界で認められる和紙となっていったようです。
 
 




文化財の修復という役割

当初は、強靭で破れない特性を生かしタイプライター用紙として利用させていたようですが、近年では文化財を修復する為の素材として利用され、ミケランジェロの大壁画やパリのルーブル美術館の所蔵品など世界的な文化財の修復にも利用されるようになりました。





そんな、歴史のある、こだわりが詰まった和紙をKASOKEKIでは使わせていたただいてます。
なくてはならない和紙ですね。