KASOKEKIの和紙ランプ作り

KASOKEKIのランプ作りは、まず和紙探しから始まります。

極薄の和紙のこだわり

KASOKEKI lampを作るにあたって、和紙を数百種類使って試作しました。
和紙なら何でいいという訳ではありません。
光を透す、柔らかい灯りになる、繊維を出せる、薄いけども丈夫、などなど
様々な条件に当てはまる和紙を探すには、試作、試作の日々でした。
まだまだ、和紙探しの途上ではありますが、そんな和紙探しの旅を経てKASOKEKI lampは生まれたのです。

特殊な和紙の切り方

KASOKEKIのランプは、和紙を小さくしていく事から始まります。
小さくと言っても切っていくのではありません。
和紙を濡らして柔らかくし、繊維を出しながら裂いていく感じです。
端に繊維を出すこと、これも柔らかい灯りに一つの秘訣です。


数十枚~数百枚、職人技の張り合わせ作業

KoDamaやHonoKaの小さいテーブルランプでも、小さく裂いた和紙を約200枚貼り合わせて作られます。
曲線に平らな和紙を貼る作業はまさに職人技。
濡らしながら極薄の和紙を貼っていく作業は、非常に難しく、根気のいる作業となります。
職人が一つ一つ丁寧に貼り合わせて行く事で、KASOKEKI lampのなめらかで柔らかい灯りが生まれるのです。

 

独自に配合された素材

和紙を貼っていく際に使われる糊も、なんでもいいという訳ではありません。
KASOKEKIではこの糊も自然素材にこだわり、膠(にかわ)や澱粉を使っています。
和紙、作業性、光の透過性、形、色々な視点から試作が繰り返されベストな配合が生まれました。
和紙同様、数百種類の組み合わせを試し、KASOKEKI lampができています。

 

こういった、様々なこだわり、工程を経て、KASOKEKIの和紙ランプは生まれます。
手作りの味わい深い和紙の灯りを、是非お楽しみください。