素材のハーモニー

Harmony of materials

KASOKEKI lampのシェードは、薄く、軽く、光をよく通しますが、結構丈夫にできています。
叩くと小さいランプは「こんこん」、大きなランプは「ぼんぼん」と響くような音がします。

薄い和紙でどうして丈夫に作れるのかというと、和紙、膠、米、澱粉という使用している素材の特徴を上手く調和させているからです。ある意味、鉄筋コンクリートのような感じですね。

強いけども柔軟性のあるものと、硬いけども脆いものの組み合わせです。和紙は繊維で、繊維の方向に対しては破断しずらく丈夫ですが、それだけでは立体的に形作れません。膠は柔軟で強靭。ただ柔軟なだけに薄いと柔らかくなってしまいます。

米は乾燥すると硬くなりますが、脆い特性があります。澱粉は紙の接着には向きますが、米と同様に乾燥すると硬いけども脆いです。それぞれの特性を上手く調和させる事で、KASOKEKIのランプは強く、薄く、軽く、光をよく通す特性を持たせる事ができるのです。しかも、全て古来からの安心な自然素材。

ただ、丈夫と言っても薄い和紙。落とすとヒビが入ったり、凹んだりはしますので、丁寧に扱ってくださいね。

光の拡散

Harmony of materials

和紙の細い繊維によって、光は拡散されて柔らかい灯りになります。

ただ、KASOKEKI lampは和紙の繊維だけではないんです。薄い和紙のみだと、光の拡散はまだ弱く、場合によって光源の形が見えてしまいます。さらに和紙だけで拡散しようとすると、和紙の層が分厚くなってしまい暗くなってしまいます。

KASOKEKIのランプは、和紙の繊維に加えて、膠(にかわ)も光の拡散に大きく役立ってくれています。
膠に細かい気泡を入れ込むことによって、その気泡一つ一つが光を拡散してくれます。しかも、膠は透明に近い素材なのであまり光も弱まりません。

この、和紙と膠。
この二つの素材のハーモニーによって、KASOKEKIの灯りは作られるのです。